✅ 今週のメキシコ政治・経済・文化の注目ニュース
✅ 今週の他中南米地域の注目ニュース
✅ 今週のトピックス
皆さんこんにちは、eme (エメ) と申します。現在は日墨生としてメキシコ留学中です。
先日始めた新たな取り組み、毎週日曜日〜土曜日のニュースを翌週日曜日に配信する、メキシコ時事に特化の【週刊メキシコ】第3弾をお届けします。
3月から在メキシコの商工会議所と某日系企業でインターンシップを始めてビジネスを勉強していく中で、幅広い分野の知識をどんどんアップデートしていく必要性を感じました…💦
発信を通じて皆さんに情報提供すると同時に、emeさんの中でもニュースを改めて咀嚼して、きちんと内容を理解するきっかけになると良いニャ🙂
せやね!一緒にどんどんレベルアップしていこう🔥
今週も、早速始めていきましょう(^▽^)/


メキシコ政治の注目ニュース
選挙制度改革の適応が一時差し止めに
国家選挙機構(INE)は3月27日の総会で、最高裁の3月24日付判断に基づき、政府が3月2日付官報で公布した一連の法改正による選挙制度改革の適用を停止しました。INEはプランB公布後、国民の自由で真正な秘密裏の投票を行う権利を阻害するとともに、INEで働く多くの労働者の解雇につながり憲法が保障する人権を侵害するとして、憲法訴訟を最高裁に提訴しており、それが最高裁で正式受理され、適用差し止めに至ったカタチです。
今後は最高裁がプランBの合憲性についての最終判断を出すまでの間、法改正の全ての条項の適用が停止され、さらにプランBが定めるINEの機構改革に向けた専門家委員会の作業計画やスケジュールも停止されます。INEで働く全てのスタッフの労働権も保護され、INEの地方の組織・機構も従来どおり機能、また市民の選挙権を保障し、適切な対応を行うともINE側は指摘しています。
この動きに対して大統領府は最高裁の判断に強い不満を漏らしていて、最高裁には選挙制度に関する憲法訴訟を審理する権限がないと訴えています。
またプランBの憲法訴訟と並行し、ロレンソ・コルドバ総裁を含め、4月3日に退任する理事4人の後任候補の選出が進められています。下院に設置された評価専門委員会で公募に応じた人物の評価後、20人の最終候補者リストが3月24日に発表されました。最終的には連邦下院の投票で出席議員の3分の2以上の賛成を得て4人の理事就任が承認される見込みです。
INE関連のニュースは今後のメキシコ政治の超重要ニュースだから、
しっかり注目していきたいニャ👍
ソース:選挙制度改革の適用を最高裁判断で一時差し止め、訴訟は継続 – 29/03.2023 / JETROビジネス短信
参考記事:国家選挙庁の力を弱める選挙制度改革を公布、民主主義弱体化につながる懸念 – 07/03.2023 / JETROビジネス短信
メキシコ経済の注目ニュース
テスラがバッテリー工場の新設意思表明も、メキシコ政府は助成金給付を拒否
AMLOは3月21日、マスク氏との電話会談で打診されたバッテリー工場新設にかかる助成金拠出を拒否したことに言及。大統領によると、電話会談の中でマスク氏はメキシコに新たにバッテリー生産工場を設立する可能性を伝え、ヌエボレオン州に設立する新工場に供給するバッテリーを生産したい考えを明らかにした。投資にあたり、米国政府が与えるインセンティブと同様、メキシコ政府から投資金額の50%を助成してほしいという提案をマスク氏が行うも、「(一方的な助成金給付は)方針と異なる」として、AMLOは提案を退けました。

バッテリー生産に向けたリチウムの調達場所にも注目が集まっています。テスラは自社EVに使用するバッテリー量産化のため、カナダに本社を置き、ブラジルでバッテリー用リチウム金属を生産する鉱山会社シグマ・リチウムの買収を検討中。一方のメキシコ政府は昨年4月に鉱業法を改正し、リチウムを国有化しています。しかしAMLO大統領は3月1日の記者会見で、「リチウムは国有化したが、(リチウムが多く採掘される)ソノラ州で原料調達し、同州にバッテリー工場を建設し雇用を生み出すのなら、合意に達する(リチウム採掘の許認可を与える)こともできるだろう」との発言を残し、引き続き注目が集まっています。
Litio para México(メキシコのためのリチウム)っていう、前はエネルギー省の中にあった部門が、最近組織法制定・住所登録などしていて、それがメキシコで産出されるリチウムの開発から流通まで、文字通り川上から川下まで統括します。
最近では、リチウムバッテリーのリサイクルに関しても今後国有化を進めていくために民間との対話機会を望んでいるという話も聞きますニャ~
ソース:米テスラがバッテリー生産工場の新設意思示すも、メキシコ政府は助成金給付を拒否 – 28/03.2023 / JETROビジネス短信
参考記事:リチウム国有化に向けた鉱業法改正を施行 – 21/04.2022 / JETROビジネス短信
メキシコ文化の注目ニュース
セマナ・サンタとは何か
セマナ・サンタと呼ばれる行事はイースターに先立つ1週間の期間で、その起源は16世紀に遡り、カトリック教会においてキリストの受難の物語を無宗教の人々に伝える方法として生まれたものとのことです。現在はスペインやラテンアメリカの人々にとって信仰の中心である「イエス様の復活」を祝うため、とても意味深い重要なものになっています。セマナ・サンタの期間はキリスト教の信仰に基づいた特別な礼拝や行事が数多くあり、その中でもProcesiónと呼ばれるパレードが最も有名です。キリストや聖母マリア像を、キリストの受難を芸術的に表現したPasoと呼ばれる台車に乗せ、伝統衣装に身を包んだ人々が引いて街中を歩きます。
パソの原材料は主に木と石膏でとても重く、パレードの際には1年を通じてパソの保全を手掛けてきた多くの宗教団体のメンバーが集い一斉に持ち上げ運んでいきます。パレードの参加者は懺悔と犠牲の象徴として、ろうそく・十字架・手枷・鎖などを持つ場合もあり、改悛者の象徴であるカピロテと呼ばれる三角頭巾を被り、ゆっくりと歩いている姿がとても印象的です。
顔を隠してるのは、匿名性を保持して懺悔に集中するっていう宗教的な意味合いがあるらしいニャ。
メキシコだと、サンミゲルがセマナ・サンタで有名らしいですね🙂
下の階の住人が大音量スピーカーにクンビア・レゲトン・その他諸々繋いで、飲んで叫んでどんちゃん騒ぎしてる…朝4時だっての、起きてもーたやんけ。
— eme @外大生の言語ブログ🌎 (@eme_log) April 2, 2023
連休に入るから覚悟はしてたけど、メキシコの悪いところ出てるぞ😑
ま、こういう騒音問題もあるけどね…🫤
ソース:Qué es la Semana Santa (y su significado) – (アクセス日) 31/03.2023 / Significados.com
参考記事:【保存版】スペインと中南米で盛大に祝われるセマナ・サンタとは? – 29/03.2023 / Spanisimo Blog
他中南米地域の注目ニュース
脱炭素化に向けた持続可能な電力供給と将来コスト(チリ電力市場の課題)
今後チリの電力市場のキーワードとなり得るのは、「持続可能な電力の安定供給」であるという見方があります。銅鉱山の電力需要予測において、2031 年には対2022年比で25%増加すると予想されている通りチリ国内の電力需要は堅調に増加する一方、政府の目標どおり2040年までに石炭火力発電所を全て廃止にする間、エネルギートランジションが円滑に進むのかは不透明な状況です。現在、SEN(全国供給システム:Sistema Eléctrico Nacional)で進められている発電所建設プロジェクトの合計設備容量は約4,800MW(太陽光54.8%、風力36.5%、水力7.2%)であり、2022年の石炭火力発電所の設備容量約5,000MWと同程度です。しかし、その多くが変動型または不連続な電源に依存することから、持続可能な電力供給のためにさらなる再エネ導入を行うとともに、天然ガスによるコンバインドサイクル発電等の予備電源が必要になるとの予測が立っています。
チリ北部には太陽・風力に関してポテンシャルがあるものの、中部の膨大な需要を満たすには課題も見られます。そのためには2030年創業開始予定の、Antofagasta州からRegión Metropolitana de Santiago州にかけてのインフラ整備が一つの希望になってくるとレポート内では述べられていました。

「再エネを普及すれば問題解決!」って訳じゃなくて、
同時にインフラ強化も強いられている状況なんやね。
チリはEX(エネルギートランジッション)の節目にかかっていて、
電力市場全体が過渡期だっていう感じかニャ~
ソース:チリの電力市場 – 30/03.2023 / 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 金属資源レポート(ISSN 2432-3128)23-01-vol.52
今週のトピックス
銀が投機対象に、最大産地のメキシコへの影響はいかに
銀は電子部品などの産業用途が需要の約半分を占めており、金に比べると景気敏感性や母ラリティ―がより高い傾向にあります。その上市場規模も小さく、値動きの激しさから投機対象になりやすいのも特徴です。また業界団体によれば、銀の産業用途の65%を電力向けが占めているとのことで、太陽光発電パネルに銀が使われているため世界的な脱炭素の流れから需要は拡大傾向にあるとのことです。
宝飾品向け需要は2割弱で金と同様に安全資産とみなされることも少なくない一方、宝飾品向けの需要は中国とインドが半分近くを占めているため、両国の経済状況にも価格が左右されがちな点には注意が必要です。
世界最大の産地はメキシコ(鉱石産出量の24%)、次いで中国、ペルー、チリと並び、銀は金以上に価格変動要因が多く、値動きの軽さに着目した投機筋の売買は過去から活発にあります。21年にレディットを通じて米国の個人投資家が結束し、銀先物は一時急騰し他騒ぎがありました。しかし投機資金による上昇は持続せず、短期間のうちに低下。この混乱をきっかけに市場では、幅広い製品の原材料となる商品に個人の投機資金が流入する傾向が強くなると、企業や個人に悪影響が及びかねないとの不安の声が増えてきています。

銀は現物だけでなく先物やETFを通じて取引されていて、個人的には生産量の多いメキシコへの影響が注目です…💦
ソース:銀投資とは 価格変動大きく投機の対象に – 25/03.2023 / 日本経済新聞
最後に
今回は、『週刊メキシコ』第3報をお届けしました。
ここまで読んでくださってありがとうございました!!
これからも色んな記事をどんどん書いていきますニャ!
他の記事も是非チェックしてニャ👇


今回の記事が役に立ったら、こちらのボタンを是非ぽちっとお願いします!

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

スペイン語ランキング

多言語学習ランキング

勉強法ランキング
それでは
hasta pronto,
eme-.