✅ DELE B1 リスニングセクションの 試験内容
✅ DELE B1 リスニングセクションの 全体 / Tareaごとの試験対策
✅ DELE B1 リスニングセクションの 2つのアドバイス
¡Hola a todos! 皆さんこんにちは! eme (エメ) と申します。
今回の記事はDELE B1集中対策講座の3回目、『聴解編』となります。
スペイン語リスニングについてお話していきますので、DELE B1『準備編』『読解編』をそれぞれお読みでない方は、先に読まれることを推奨します。


事前にTwitterで募集したアンケートの結果から『リスニング対策を詳しく知りたい』とのお声が多くありましたので、リスニングセクションの試験対策について深堀しながら詳しくお伝えさせていただきます。
【この先DELEを受験する予定の方へ】
— eme @外大生の言語blog🌎 (@eme_log) June 23, 2022
外大生の自分が、合格までに実際に行った対策&試験本番でのアプローチ(B1編とB2編)を記事に詳しくまとめようと思ってるのですが、どの点をより詳しく知りたいですか?
ニーズある箇所を重点的にまとめます✨#スペイン #スペイン語#DELE #dele #ブログ
本当は全部なんですが、去年B2不合格だった時リスニングが一番点が取れてなかったのでコツを教えていただければありがたいです。特に読みながら聞くには?
— Yoppy (@ym101621) June 23, 2022
導入はこのあたりにして、講義の方を進めていきましょう!
今日もよろしくニャ~
DELE B1 リスニングセクションの試験内容
前回同様、最初にB1 リスニングセクションの全体像と試験内容の把握をしましょう!
『準備編』でまとめた各Tarea概要を用います。全体像をしっかり把握していただいた上で対策やアドバイスを見ていただきたいので、Instituto Cervantesのリンクを踏んで問題形式を確認しつつ、この記事を読み進めていくことをオススメします。
Tarea1
6つの短いメッセージ(内容は色々)を聞いて、内容についての3択に答える問題です。
聴解:Tarea1の練習問題はコチラ、(音声はコチラ) (cf. Instituto Cervantes)
Tarea2
経験談などの2,3分のモノローグを聞いて、その内容についての3択に答える問題です。
モノローグは設問該当箇所で切れるのではなく、終わるまで一気に続きます。
聴解:Tarea2の練習問題はコチラ、(音声はコチラ) (cf. Instituto Cervantes)
Tarea3
6つのニュースやお知らせを聞いて、その内容についての3択に答える問題です。
聴解:Tarea1の練習問題はコチラ、(音声はコチラ) (cf. Instituto Cervantes)
Tarea4
6人の登場人物の発言を聞いて、その内容と10つの文章を関連付ける問題です。
例題を1つ抜いて、誰にも当てはまらないものが3つあります。
聴解:Tarea1の練習問題はコチラ、(音声はコチラ) (cf. Instituto Cervantes)
Tarea5
2人登場人物 (A,B) の会話を聞いて、6つの短文の内容と合致する人物 (A,B) もしくはどちらとも合致していない (C) を選びます。
聴解:Tarea1の練習問題はコチラ、(音声はコチラ) (cf. Instituto Cervantes)
全体像と試験内容を掴めましたか??
次は具体的な試験対策を確認してみましょう 😉
B1 リスニングセクションの試験対策 (全体)
私自身も当時直面したように、リスニングパートには大きく2つの共通の悩みがあります。
これら2点の代表的な悩みについて『原因⇒現状⇒対策』の観点から深堀して解説していきます。
原因をしっかり分析して、効果的に対策をとっていくニャ!
音声のスペイン語がそもそも聞き取れない
まずはこの原因を3点に細分化して考察してみましょう。
①単語・イディオムなどの語彙力の不足
最初に考えられるのは、B1レベル合格のための基盤となる単語やイディオムの知識が不足しているというケースです。
リスニングに限らず、全てのPruebaで共通することではありますが、読解や作文、また面接のどのパートよりも、単語力・イディオム力がしっかりと問われているのは実はこのリスニングパートなのではないかと個人的には考えています。理由としては以下の通りです。
リーディング:分からない語彙やイディオムが出てきても、接辞で分解したり、前後の文脈や他の単語との関連性から推測可能な個所があったりと即興の対策はある程度できる。文章で視覚的に考察できるのもまだ良心的。
ライティング:記憶が曖昧な単語や表現は自発的に使用を避けることが出来る。受験者が能動的に行う作業のため、自分が自信を持って使える他の同義語や似たような意味を表すイディオムを組み合わせて対応することが出来る。
スピーキング:ライティング同様に能動的なパートのため、自分がしっかりと使える語彙やイディオムを組み合わせて対応していくことが可能。仮に試験官の話す内容や語彙が分からなかった時でも、不自然なコミュニケーションにさえならなかったら減点にならないので、「こういう意味だよね?」と尋ねることで対処は可能。
リスニング:前提として、2回しか発言を聞くチャンスが無い。それ故に、途中で未知の単語やイディオムに遭遇し発言内容の理解が遅れると、動揺して余計に慌ててしまうことになりかねない。さらに音声形式な故に視覚的な考察は不可能で、話のスピードやイントネーション、訛りによってはより一層理解しづらい状況にもなり得る。リーディングと違って、何度も前後に戻って文脈と照らし合わせて考察する方法が使えないので、しっかりとした語彙力・イディオム力の基盤が必須。
語彙力不足が原因で上記のような状況に陥り、『スペイン語がそもそも聞き取れない』という現状の悩みに直面してしまうことが私が考察しうる第1のケースです。
『語彙力』っていう原因は分かったけど、どうやって対処するニャ?
まかせんしゃい。
対策として、筆者が日頃から実践している、スペイン語の単語・イディオムなどの語彙力の身に付け方はコチラの記事で細かく解説しているので、より具体的な対策を知りたいという方は是非ご覧ください!

こちらは『語彙力不足解消』をメインテーマに置いた記事です!
個人的には、語彙力の向上は言語学習で超重要事項だと感じていますので、
✅ 筆者が分析する、『語彙力不足』の原因
✅ 現役外大生に聞いた、『単語イディオム勉強法』のアンケート結果
✅ 外大で多言語学習を行う筆者が実践している『単語イディオム勉強法』
の3点を軸として作成した記事です!
参考までに、この章の内容を軽くまとめておきます
さて、次の章に移りましょう!
②スペイン語の音声に十分に慣れていない
次は、スペイン語の音声自体に十分慣れていないケースです。
スペイン語は地域や話者の年代で発音やイントネーション・表現方法や会話スピードなどにかなり違いがあり、試験対策のためは、「しっかりと耳を慣らす」という作業が必要になってきます。
DELEでは標準的で聞き取りやすいスペイン語だけではなく、上記のような色んなスペイン語の音声が流れます。また、【試験内容】のセクションでも解説した通り、ニュース・ラジオ広告・個人的な話・イベントのお知らせなどといった多様な話題がモノローグ形式・ダイアローグ形式問わずたくさん出てくるため、こちらもしっかりとした対策が必要です。
以上、耳慣れ不足が原因で上記の状況に陥り、『スペイン語がそもそも聞き取れない』という現状の悩みに直面してしまうことが私が考察しうる第2のケースです。
Vale, そろそろ対策例を教えてくれニャ~
よっしゃほないくで~
色々ありますが、まず一番目に実践的なのはやはり、参考書や模擬試験問題集についてるCDやMP3の音声を聞くことでしょう。
試験本番で出てくる可能性の高いテーマや形式でしっかりと対策ができるため、『本気で対策をしたい!』という方には正直言って一番オススメの方法です。
DELE B1 リスニングパートで特にオススメな参考書と模擬試験問題集を3つご紹介します。

セルバンテス文化センターのカリキュラムに沿っていて、全設問にコメント解答/解答例が付いてます。
ショッピングと趣味 勉強と仕事
食物と栄養 住宅と都市
旅行と観光と文化 健康と環境
など幅広いテーマを網羅されています!
リンク先で試し読みもできますよ 🙂

Kindle版だとなんと515円で買えてしまう手軽さ…
内容も充実していて、特にauditivaに関してはYouTubeと連動してて使いやすい!
こちらもリンク先で試し読みできますよ 🙂

筆者がDELE B2対策の時にこのB2版を使ってかなり好印象でした。 テーマ別の5単元で構成されている参考書として機能するパート(Prueba4つ網羅)と、巻末に5つの模擬試験試験があるパートの二部構成です。
オーディオはCDではなくてサイトからダウンロードなので、めんどくさい取り込み作業は要りません👍
これは参考書の一例なので、是非他の参考書とも比較検討してみてください!
さぁ次のケースに…って、ん? どしたん?
『受験料高いから、無料でできる対策も教えてくれや~』って
みんなの声が聞こえてくるニャ。emeさん、良い方法ないかニャ?
なるほどありがとう!
じゃあ無料でできる対策もしっかり解説するね!!
無料でできるcomprensión auditiva対策一つ目は『Podcastの活用』です!
ラジオ感覚で聞いたり、シャドーイング練習に使ったり、スクリプト見ながら分析したり…ご自身が一番使いやすい方法で活用していくことが可能です。中には中南米のスペイン語にフォーカスしたチャンネルから大学でスペイン語の教授をしている人が運営しているものもまであるので、選択肢はたくさんあります。
スペイン語Podcastについてはコチラの記事で詳しく解説していますので、是非ご覧ください!

無料でできるcomprensión auditiva対策二つ目は『YouTubeの活用』です!
こちらもスペイン語教育系のYouTuberさんの動画や、Instituto Cervantes公式チャンネルなどで勉強できる動画が沢山あります。
将来的には、オススメのスペイン語が勉強できるYouTubeチャンネルのまとめ記事を作成したいと思っていますが、今の段階では1つだけご紹介します!
(バラエティー番組が好きな人には結構ささるかも)
リスニングの対策にはめちゃくちゃなると思うので、よかったら覗いてみてください👀

この章の内容を軽くまとめましょう!
【現状】: 音声のスペイン語が聞き取れない。
【原因②】: 多様性があるスペイン語の音声に、『耳慣れ』していない。
【対策】: 参考書・模擬試験問題集の音声教材、Podcast・YouTubeの活用 etc…
さぁ、次の章にいきましょう!
③音声のスピードについていけない
②と少し関連することですが、こちらも『耳慣れしていない』ことが主な原因になるかと私は考えています。学習初期の筆者もスペイン語話者のスピードに圧倒されていました。
それもそのはず、なんと日本語とスペイン語は世界で早口な言語のトップ2なんです。😳
(内容についてはここでは触れませんので、気になる方はリンクから読んでみてください)
『まだ耳慣れしていない × もともと早口な言語』という二重苦が
原因となり、リスニングやスピーキングで苦手意識を
お持ちの方が多いように見受けられます。
なるほどニャ~、でもどうやって対策しようかニャ?
会話スピードに耳を慣らすための対策として私自身が普段行っていることは、再生速度を1.2倍もしくは1.5倍に設定してのリスニングトレーニングです。
音声教材やPodcast、YouTubeを通常より速い速度で聞き取るトレーニングをすることで、本番のリスニングが体感的にゆっくりになり、少し落ち着いて回答ができます。
再生速度を変えて練習するにあたって、最初のうちはスクリプトが付いている音声教材をオススメします。 単純に会話スピードに耳を慣らすだけでなく、聞き取れなかった・理解できなかった部分をトレーニング後に確認して、理解度もどんどん向上させていきましょう!
この章のまとめです。
【現状】: 音声のスペイン語が聞き取れない。
【原因③】: スペイン語の速い会話スピードに、十分に『耳慣れ』していない。
【対策】: 音声教材やPodcast、YouTubeなどを1.2倍 or 1.5倍で聞いてみる。
次はあるあるな悩み②を覗いてみましょう👀
“リスニング” と “設問を読んで回答する作業”の同時並行に苦手意識がある
こちらも、原因を3点に細分化して考察してみましょう。
①リーディング面での課題を持っている
はじめに、問題文のリーディングに手間を取られているケースです。
設問を一読しても内容がスッと入ってこない方は、この課題を抱えている場合があります。
「読む」ことに時間がかかっているケースや「解く」ことに時間を費やしているケース等、深堀すると色々な要素が出てきます。リーディング面の全体的な対策については前回記事の『リーディングセクションの試験対策 (全体)』で詳しく解説していますので、しっかりした対策が気になる方はご覧ください。
『設問を読み切る』ことに時間がかかる人は特にチェックニャ!
【現状】: リスニングと設問を読んで回答する作業の同時並行がニガテ。
【原因①】: 設問を読んでも内容理解が出来ず、時間がかかる等のリーディング面
【対策】: (例) 『リーディングセクションの試験対策 (全体)』
②リスニング面での課題を持っている
次に、リスニング面での課題を抱えているケースです。
例えば、『リスニングだけに神経を持っていかれて、
設問をじっくり読んでる時間がない』とかね。
このケースの原因及び対策は、この記事の『音声のスペイン語がそもそも聞き取れない』の見出しまで戻って、再度じっくり読んでいただくことが一番分かりやすいと思います!
①語彙力不足 ②スペイン語に耳が慣れてない ③スピードに耳が慣れてない
の3つの原因があったニャ~。気になるから一旦そこまで戻ってみるニャ。
【現状】: リスニングと設問を読んで回答する作業の同時並行がニガテ。
【原因②】:音声理解に神経持っていかれて、設問読んでられへん (リスニング面)
【対策】: 目次『音声のスペイン語がそもそも聞き取れない』をもう一度読もう!
さぁ、最後のケースを分析してみましょう! これは結構深堀しますよ!
③片方ずつだと出来るが、同時並行になると無理
最後のケースです。
『文章のリーディングだったり音声のリスニングだったり、一方に集中するだけだったら問題なく実力を発揮できるけど、同時並行となるとちょっと…』という悩みは、正直受験者ほぼ全員に共通するものだと私は推測しています。
その理由の一つにはやはり、特訓が出来る機会に十分に触れていない事が挙げられます。
まず、このリーディング × リスニングの同時並行能力が培える場面を想像してみましょう。例えば、会社での会議なんかが典型でしょう。「手元の資料を確認しながら、プレゼンターからスペイン語で説明を受ける」と言った具合ですね。
そういった環境であれば自然とその同時並行能力が身についていくのですが、日本にいてスペイン語を使う環境で働く人はそこまで多くないでしょうから、多くの皆さんは語学学校に行かれることでしょう。「手元教材で勉強しながら、ネイティブの先生の説明を受ける」といった感じでしょうか。
もちろん、それらの生活環境で学ぶことはとても実践的で良いことなのですが、コスト・職業・ロケーションなどの要因からなかなか踏み切りにくい側面もあります。
しかも、言語学習をする上で『DELE合格』という明確で具体的な目標を掲げる皆さんにとって、語学学校の一般クラスは必ずしも適解にはなり得ません。
集団授業で、他の生徒さんと学習速度を合わせながら、理解しきってる単元をずっと復習し続けられるほど皆さんの時間は無価値ではありませんからね。自分も、留学先の語学学校で最初の1か月は同様の体験をしました。大学1,2年である程度文法の基礎を固めた状態での留学だったので、「ここもう全然説明要らんねんけどなぁ…」との場面が数回ありました。
DELEの専門的な対策講座ならまだしも、ね。
DELEを目標にしてる人は、『DELEの対策』をしようね。
資格試験だけが全てじゃないっていう注釈はつけさせてくれニャ。
では、前述のコスト・職業・ロケーションなどの要因や語学学校のデメリットを総合したらDELEに合格するためのリーディング × リスニング対策には何が効果的なのでしょうか。
個人的にはやはり試験の参考書や模擬試験問題集をオススメしたいです。
『試験問題に慣れる』という意味でも、『DELEに向けて効果的にリーディング×リスニングの同時遂行能力を培う』という意味でも、コストパフォーマンスが高い試験対策の自己投資なのではないかと私は考えます。
せっかく高い受験料払うなら一発で合格したいホンマに…。
リスニング専門の参考書は『見出し②スペイン語の音声に十分に慣れていない』を、DELEの試験全般の参考書や試験対策問題集は『準備編』や『読解編』に記載しています。


試験本番での『同時並行』に関しての具体的なアドバイスは、
下の『リスニングセクションの2つのアドバイス』でまとめます!
この章のまとめです!
【現状】: リスニングと設問を読んで回答する作業の同時並行がニガテ。
【原因③】: 実際の試験形式に慣れていないなどの、特訓量の不足
【対策】: 問題集や参考書で模擬試験の数をこなす(試験形式に合わせた形で勉強)
ここまで、スペイン語リスニングでよくある全般的な悩みとその解決策について触れてきました。ここからは、B1 試験を個別Tareaごとに分解して対策を見ていきましょう!
B1 リスニングセクションの試験対策 (Tareaごと)
ここからは DELE B1 リスニングセクションをTareaごとに深堀していきます。
Tarea個別の対策を見る前に試験内容についてもう一度確認したい人は、続きを読む前に目次から『DELE B1 リスニングセクションの試験内容』に一度戻ってみてくださいね!
ここで紹介するのは、『この方法で解き進めないとダメ』というのではなく、あくまでも筆者はこういう方法で解き進めたよ!という経験談のまとめになります。千差万別あるなかで私の性格・価値観・当時のスペイン語力に合わせた上での最適解ですので、『こんな方法全然アカンわ~やってられるかいな』と考える読者の方もいらっしゃるかもしれません。そういった方は、“B1合格者の単なる体験記” ってくらいの達観した目線でどうぞ読み進めていってください。
それでは早速始めていきましょう 🙂
Tarea1
私の回答フローを先にお見せします。
①インストラクションや準備時間にキーワードに下線を引きつつ設問に目を通す
②一回目の音声で、〇か△か✕ をマーク。その際、根拠となるワードを円で囲む
③二回目の音声では囲んだ根拠ワードを確認しつつ、△で残っている文章を熟考
まず①で、設問の分析を行います。キーワードには下線を引いて、あとから参照しやすいようにしておくと内容把握と時間短縮に繋がります。あくまで私の目安ですが、インストラクション + その語の30秒の準備時間でMensaje 4 まで問題文を読み終わっていたら、余裕を持ってリスニングに望めると思います。※問題文の5W1Hはしっかり把握しましょう。
次に②で、消去法で判断を下していきましょう。音声を聞きながら選択肢を評価します。その際、一発で絞れなくても良いので、〇 or △ or ✕ の判断をした根拠となるワードには丸を付けることをオススメします。
最後に③で、最終判断を下します。②で丸を付けた根拠となるワードについて、関連して言及しているパートを聞き逃さないようにしましょう。MensajeとMensajeの間は10秒程と短いので、もし絞り切れなかったら幸運を祈ることになります。今までの記事で何回も述べてきましたが、DELEでは6割取れればOKなので、執拗に悩みすぎないようにしましょう。
また仮に1回の音声で完璧に選択肢を決めれたなら、続きの問題文を読む時間にしましょう。
各Mensajeは独立した設問で関連性は無いから、
解き終わったらすぐに次の問いの準備ニャ!
Tarea2
こちらも流れから。
①インストラクションや準備時間にキーワードに下線を引きつつ設問に目を通す
②一回目の音声で、流れに沿いながら回答する。もし2つで迷ったらどちらにも△をつけておく。
③一回目決めれなかったところの文章をしっかり読んで、最終判断。
①は一緒です。キーワードには下線を引きながら、設問の分析を行います。
次に②として、このTareaは一つのテーマについて設問が6つ存在する方式なので、最後まで聞き終わってから答えていては回答時間が足りません。ストーリーに沿った形で設問は並んでいるので、聞きながら上から順に回答していきましょう。その際、難しい選択肢があるかと思いますが、まだ1回目なので一旦両方に△をつけて保留にし、すぐに次の設問に備えましょう。
③で、一回目の音声で特に悩んだところを中心に回答を進めていきましょう。①で下線を引いたキーワードの言い換え言葉や反義語が音声に含まれていて、回答を絞るヒントになることが良くあるので、それらに注意しながら再度回答していくことになります。
約3分間ずっとスペイン語を聞くことになるので、
しっかりと集中して聞く練習は必須です!
Tarea3
このTareaはかなり注意です! まずはいつも通りフローを見ましょう。
①インストラクションや準備時間にキーワードに下線を引きつつ設問に目を通す
②下線を引いたキーワードを中心に音声を聞き進めていく。
③再度音声を聞いて、最終判断。 ②③の解き方は自己流。
①は今まで通り一緒です。
次に②③ですが、私の場合は少しアレンジを加えていました。練習問題をいっぱい解いて、経験値を積みながら対策を進めていく中で見つけた自己流です。
①の段階で、選択肢的に簡単に解けそうな問題を3問選びます。(例)Noticia 1,2,5
次に、選択した問題 (この場合は1,2,5) だけを集中的に聞きます。
※一回目の他の音声 (3,4,6)が流れている時間にじっくり選択肢を吟味して、一発で1,2,5に対する回答を決める。
二回目の音声の1,2,5の時は3,4,6の設問の読み直しや音声を聞いた後の選択肢吟味タイムに使う。
区切りがほぼ無いまま6問連続で来る形式がニガテで、
当時のスペイン語力では4問目くらいで音声に追いつけなく
なっていたため、仕方なくこの自己流を採用しました🥲
個人的にはB1のリスニングで最難関のTareaニャ!
テーマに関連する語彙の知識と、数秒しかない区切りの時間で
内容を理解してどんどん答えていく対応力が求められてるニャ。
さぁ、残すTareaは2つです。続きを見てみましょう!
Tarea4
フローはコチラです。
①インストラクションや準備時間にキーワードに下線を引きつつ設問に目を通す
②下線を引いたキーワードを中心に音声を聞き、消去法で回答を進めていく。
③再度音声を聞いて、最終判断。
①は同じ。このTareaは選択肢の文量が短いので助かりますね😊
②③でじっくり聞いていきましょう。10個(例題抜いて9個)の中から6つを選ぶので、消去法で解いていった方がやりやすいのではないかと個人的には感じています。音声の早い段階で「何について話しているか」というのを特定し、邪魔な選択肢を省いていきます。そうすると、明らかな正解があるケース以外なら、似たような選択肢2つに大体は絞れるので、後は落ち着いて回答してあげてください。
他に比べて時間に余裕のあるtareaなので、
焦らずに解けば得点源になります👍
Tarea5
最後のTareaです。
①インストラクションや準備時間にキーワードに下線を引きつつ設問に目を通す
②一回目の音声で、当てはまる可能性が少しでもあったらチェック。
※どっちも当てはまりそう(絞れていない)だったらどっちにもマーク。
③二回目の音声ではどっちもチェックがついてるものを再度確認。
④どっちにもチェックが付いてないものには最後にCにチェック。
コチラも少し癖のあるTareaですよね…順に解説します。
①は一緒です。Quiénを考える問いなので内容の分析をしっかりしてきましょう。
②で、A,Bどちらかの人物に当てはまる可能性が微塵でもあればチェックを入れます。
この時点では、両方にマークが入っていても何ら問題は無いですので、「行動を行った、その状態にあった」という + の方の可能性をまず潰していきましょう。
③で、複数チェックが付いている項目からA,Bどちらかのチェックを外す作業に移ります。
選択肢の形式が、Aの人・Bの人・C (A,Bどちらでもない)という3択なので、この方法がやりやすいと個人的には強く思います。
④で、A,Bどちらにもチェックが付いてないものにはCのチェックを忘れずにつけましょう。
Tareaごとの本番の対策は以上ニャ!
最後にemeさんからアドバイスが2つあるニャ~
DELE B1 リスニングセクションの2つのアドバイス
最後にDELEでのスペイン語のリスニングに関して、アドバイスを2つしたいと思います。
試験の進め方に関してのアドバイス
リスニング試験での本当の理想は、こんな感じでしょう。
これが出来たら天才! B1受けてないで、C1・C2を受けなはれ!
まぁこんなに上手くいく時があるはずも無く(でもたまにはあるかもね🫢)、セオリー通り解いていくなら大体はこういう流れになるかとは思います。
6割取ればOKだから、『捨てる問題』が少しはあっても大丈夫ニャ!
そうだね!大事なのは解ける問題を落とさないことだよ!
【悪用禁止】設問を読みながら音声を聞く『同時並行』に関して、試験本番でのコツ
リスニング問題を解いている途中にこう感じたことがある人は多いでしょう。
先ほどの『理想例』のように解けたらこんな悩みは杞憂なんですがね…
そこで、試験本番での最悪の場合を想定して、皆さんにちょっとしたコツを伝授したいと思います。あくまで、最悪の場合の対処法なので、あまり進んで活用はしないでください。試験本番で本当に苦戦した時の解決戦略の1つとして頭に入れておく程度にしてください。
①音声が始まるまでの時間(インストラクション読んでる時間・準備時間)で出来るだけ設問を読み進める。 (例)Tarea1のMensaje3まで読めた!
②1回目の音声:Mensaje3まで集中して聞いて回答。
③事前準備が間に合った箇所 (Mensaje3) が過ぎたら、1回目の残り音声を無視して、残りの設問 (Mensaje4-6) の問われている内容の完全理解に時間を割く。 (※音声2回目で一発で決める覚悟を持つこと)
④2回目で Mensaje 4-6を一発で決める。
(※余裕がありそうなら、2回目のMensaje 1-3は確認に使っても良い)
問いの内容の完全理解に向けて多くの時間を読み込みに使える反面、
その情報をもとに一発で決めるという覚悟が必要なんです。
悪魔的だニャ…😈 これは確かに悪用厳禁ニャ。
アドバイスは以上になります。最後はまとめです!
まとめ
今回の記事は以上になります!
『準備編』『読解編』『聴解編』ときて、次回は『作文編』になります。
近日中に記事を作りますので、もう少しお待ちくださいね 🙂
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それでは
hasta pronto,
-eme.